ギターってどう選べばいいのかな?いろんな話がありすぎて結局どうすればいいのかわからない…
こんな悩みにお答えします!
本記事の内容
- 価格帯ごとのギターの特徴
- ネットと実店舗どっちがいいのか
- 購入時に絶対にお願いしたいこと
- 中古購入の注意点
- おすすめのギター
編集者の紹介/記事の信頼度
本記事はギター歴15年(最初の4年は完全に独学)で、現在は独立し少人数マンツーマンギター教室を運営しているギター講師が執筆をしています。
自身が独学で悩んだ経験や独学に悩んで教室に訪れた生徒とのレッスン経験をもとにしたリアルな本音記事です。
とにかくローコスト!
ギター教室を運営するぼくとしてはあまり言いたくないのですが、実は「各音楽教室の競争が激化」していて、これから習得したい方にとって、今までになく学びやすい状況になっているのです。
コロナが流行したことによって、楽器を始めた人が増えたのはご存じかと思いますが、少しでも多く生徒を獲得したい音楽教室が
お得なキャンペーンや料金制度を提案しています。
そんな今、最も注目なのが「オンラインレッスン」です。
通学時の交通費やスタジオレンタル費、さらには通学時間、そして教室側も講師に対して交通費を支給したりしなくていいなど様々なコストがカットされています。
結果、1レッスン50分マンツーマンで3,000円前後という驚きの価格。
大手教室と比較してもその差は明らか。
大手教室 | オンライン(例:THE POCKT) |
30分 | 50分 |
約3700円 (※月謝から割り出してます) | 3200円 |
入会金 教室ごとに異なります | 入会金なし |
教材費 テキスト 2,200円~ ※ご入会時 レパートリー 2,200円~ | 教材費なし |
これは生徒数が多いからこそできる価格設定です。
楽器というのはブームがあり、必ずそれが過ぎると人口が減少していきます。
そうなれば当然レッスン費用は運営を維持するために値上げとなりますから、お得に受けられるのはまさに今なのです。
時間を節約できる
通学にかかる時間もありませんし、隙間時間を使っての受講も可能です。
それだけではありません。
雨ならギターが濡れないよう防水カバーをする必要があるでしょう。
そういった準備時間も不要です。
レッスン後の高いモチベーションでギターを弾けず、車や電車に揺られるのは歯がゆいでしょう。
そんな時間も節約して、モチベーションが高いまま自宅で練習ができます。
さらに言えばレッスンは録画録音できる教室もあり、その動画を振り返っておくことで同じ内容をレッスンしてもらう必要がなく、お金も時間も無駄にならないのです。
自由度が高い
レッスンを行う講師も自宅やプライベートスタジオでレッスンを行うので、レッスン対応時間がとても長い傾向にあります。
朝は9時や10時から、夜も10時までだったり、講師によっては時間外でも対応してくださる場合もあります。
講師側も自由が利くのか「早起きのほうが得意で夜は苦手なので、朝早くても大丈夫ですよー」なんてことも。
また曜日や時間は固定ではなく都度相談して決めることになっているので、お仕事がシフト制でスケジュールが変わりやすい方でも安心です。
レッスンをより良いものにするためのポイント
どの教室を選ぶにしてもせっかくのレッスン、より良いものにしたいと思いますよね。
レッスンを楽しく、充実したものにする大事なポイントを、ギター講師目線からお伝えします。
大事なのはやりたいことを具体的に、疑問を明確にしてからレッスンに臨むことです。
例えば、よくない例はこんな感じです。
なんか伸び悩んでて・・・
何をしたらいいか全然わからなくて
これをよいレッスンを受けるために変えると
こんな練習や曲にチャレンジして、今この練習をしているけどうまくいかなくて・・・
これまでこんなことをやったけど、ここから先何をしたらいいかわからなくて
という感じです。
伝えるべきなのは
今の自分のレベル(どんなことをやってきたか)
困っている内容(曲やコードで困っているところ)
最終的な目標(○○さんみたいに演奏したい、弾き語りをyoutubeにアップしたい。など)
この3点をはっきりさせて伝えるだけでレッスンはかなり充実したものになりますの、でぜひ体験レッスン申し込み時にしっかり記入しておきましょう。
これらがわからないまま「うまくいかない」と言われても講師側は
「どのレベルでうまくいっていないのか」「最終的にどうなりたいのか」を
確認する時間もかかるし、講師の準備したレッスンがレベルに合わないもので面白くなかった、なんてことにもなりえるのです。
けど……オンラインでうまくなるの?
オンラインでちゃんとうまくなれるの?
実際に対面じゃないのに練習できるのかな?
皆さん不安に思われることだと思われますが、安心してください。
実際に受けてみた感想ですが、オンラインでも問題なくうまくなれます!
オンラインでもどういったフォームで演奏しているのか、どういった音が出ているのかを十分確認できるので心配はありません。
生徒さんの状態を確認し、その状態に最適な課題、アプローチを考えてレッスンを行います。
そして、レッスンの結果どうなったのかというフィードバックを蓄積しながら(個人の癖など)さらに良い練習を提案するので早く上達します。
やみくもに練習するよりも確実に上達するような練習に誘導してもらえるので時間の無駄も少ないです。
独学ではどうしても調べる時間や、ロスになってしまう時間が多く、上達に時間がかかることは避けられません。。(独学で身につく「調べる力」は大切な能力なので独学が悪いということはありません!上達スピードのみで比較した場合遅れやすい)
ただ、対面レッスンと比べた時のデメリットがないわけではありません。
対面レッスンと比較したときのデメリット
- 大きい音が出せない
- 実際の音を肌で感じることはできない
- 講師との同時演奏ができない
- 実際に触れてフォームを修正するなどということが行えない
こういった課題が残るのは確かです。
しかし、多くのスクールでは同時に演奏できない代わりにカラオケ音源の配布を行っていたりするのでその点はかなり解消されていると言えます。