YAMAHA(ヤマハ)のアコギがいいって聞くけれどどこがすごいの?
こんな悩みにお答えします!
本記事の内容
- ヤマハのアコギの凄いところ
- おすすめの機種
編集者の紹介/記事の信頼度
本記事はギター歴15年(最初の4年は完全に独学)で、現在は独立し少人数マンツーマンギター教室を運営しているギター講師が執筆をしています。
自身が独学で悩んだ経験や独学に悩んで教室に訪れた生徒とのレッスン経験をもとにしたリアルな本音記事です。
当サイトでもかなり信頼を寄せているヤマハのアコギについて何がすごいのかご紹介いたします。
この記事ではヤマハの会社の詳細などは一切省き、ギターのみに焦点を当てていきます。
品質の安定性
まず最初に上げるのは圧倒的な安定感です。
アコースティックギターは使用する木材の影響を大きく受けます。
よく鳴る木を使えば響きも大きくレスポンスの良いギターに、逆もまたあります。
木材がよくないがゆえに音がよくないギターは、時には高額なギターにも存在します。
そんな中ヤマハのアコギは極端な鳴りがよくないギターがあまりありません。
それは価格の低いモデルでも同じです。
特に「Lシリーズ」は一番安いモデルでもとても良い鳴りをしています。
おそらくヤマハ独自の「ARE」という技術が影響しているのでしょう。
これまで様々なLシリーズの音を聞いてきましたがどの個体、どのグレードでも価格以上の鳴りを実現していました。
このLシリーズの圧倒的な安定感は他のメーカーではなかなか見ません。
統一された音の雰囲気・感触
同じシリーズ内のギターであれば、ローグレードのものもハイグレードのものも共通した音の雰囲気がきちんと感じられます。
名ばかりでローグレードのモデルは全くの別物。なんてことがありません。
これは言っていいのかわかりませんが、例えば「LL6(一番下のグレード)」と「LL16(その上のグレード)」を比較した際に、その両モデルに倍近い金額の差があるとは思えませんでした。
LL6 ARE希望小売価格:66,000円(税込)
LL16 ARE希望小売価格:110,000円(税込)
このようにメーカーの希望価格には倍ほどの差がありますが、その音の違いは完全に好み。
圧倒的にどちらが優れているとかそういう次元ではなく、どちらもいい勝負でした。
ローグレードのモデルでも手を抜かない、そんなヤマハの強いこだわりを感じますね!
LL26など、もう一つグレードが上がるとさすがにそれなりに差を感じますが、それでも音の雰囲気、感触が崩れていない。同じ雰囲気を感じます。
これは本当に素晴らしいことです。
扱いやすい素直なサウンド
例えばMartinであればとてもきらびやかなサウンド、Gibsonであればとてもブルージーでロック向きなサウンド、などのようにそれぞれのメーカーに応じてサウンドにもキャラクターがあります。
ヤマハのキャラクターを言い表すなら「素直なサウンド」です。
極端にどこかが主張するわけでもなく、どんなジャンルにもそれなりについてきてくれる。
どんなジャンルや演奏にもマッチしやすく、とても扱いやすいサウンド。
なのでこれからギターを始める人にはお勧めしやすいです。
これから先やりたいジャンルは出会って行く音楽で変わっていくことは大いにあります。
弾き語りがしたくて始めたけれどソロギターにはまったとか、ポップスが好きだったけどだんだんブルースも好きになってきた、とか。
そのジャンルにドンピシャで似合うギターを買ったのに別のジャンルが好きになった・・・となってしまうと素直に別のジャンルに移るのもなんだかもったいない気がして楽しい気持ちにブレーキがかかってしまう事も。
しかし、ヤマハはどんなジャンルでもそこそこマッチしてくれる守備範囲の広さがあります。
木材や加工が価格に対して高品質、耐久性が高い!
強度が低い木材を使用すると、ちょっとした衝撃で割れたり破損することがあります。
とはいえマホガニーなど、強度以上にそのサウンドの個性・音の良さから採用される木材も多く存在しますので、丈夫なギターがすごいというわけではありません。
そもそもぶつけたり倒してしまったりするほうが悪いので、壊れたからと言ってギターの強度のせいにするのは間違っています。
しかし、ギターの扱いに慣れない初心者のうちにはそんな事故もつきものです。
うっかりギターを倒してネックが折れてしまう事もしばしば。
ヤマハのLシリーズではよい音を作るためにマホガニーを採用しつつも強度を保つためにローズウッド(とても硬い木)を貼り合わせるなど、ユーザビリティに配慮しつつもサウンドを向上する工夫がなされています。
取扱店舗の多さ、どこでも見れる、どこでも弾ける、どこでも買える!
いくらYOUTUBEでほとんどのギターの音色を聴くことができるようになったとはいえ、実際に聴いた音とは多少は違うものです。
見た目だって、想像していたより大きいとか、小さいとかあるでしょう。
ネットの写真の美しい木目にひかれて買ったら違う木目のものが届くことも当然あります。
木目が同じものは存在しません。
なので、可能であれば実際に見て、音を聞いて、気に入った個体を買って帰りたいものです。
製造数や輸入数、取扱店舗の少ないメーカーのギターなどはそもそも、取扱店舗を探すことが大変です。
見つかっても遠方かもしれません。
しかし、ヤマハは扱っている店舗があっという間に見つかるし、身近に行けるところにあるはずです。
国内メーカーの強みですね!
王道機種の紹介
FG/FSシリーズ
昔から製造されているコストパフォーマンスに優れたシリーズです。
さまざまな品番が存在しますが、FGがボディの大きなモデル、FSがくびれが大きくコンパクトなモデルです。
このシリーズからギターを始める人はとても多く、ヤマハが誇る入門機の王道シリーズです。
Lシリーズ
当サイトでも一押しのシリーズです。
そもそもLシリーズは最初は高級な手工(ハンドメイド)モデルからスタートしました。
高級機を名乗るそのクオリティ、Lシリーズとしての血筋は現代のモデルにもしっかり受け継がれています。
スタンダードなLLシリーズ
こちらは弾き語りなどのストロークプレイに似合います。
そして小ぶりなボディのLSシリーズ
こちらはくびれが大きくコンパクトなボディが特徴で、背の低い方など大きなギターを抱えると疲れるという方に。プレイとしてはフィンガーピッキングなど、繊細なプレイに最適。
ちょっと大きめLJシリーズ
個人的には1番守備範囲が広い印象。
くびれもボディーサイズも大きいLJシリーズ。
個性的な外観とは裏腹に鳴りもよく守備範囲が広い1本です。
ストローク中心だけど、時々フィンガーピッキングもやるという方はこちらですね。
【CP最強入門機】もしもギターを始めるならこれから買ってほしい!
おすすめは間違いなく「Lシリーズ」です!
1番グレードの低い「LL6、LS6、LJ6」はどれも10万くらいすると言われても納得できる音です。
さらに耐久性も高く、ついてくるケースもかなりしっかりしています。
価格面でもクオリティでも初心者の方にとって、ギターを始める人にとって、これ以上の選択肢はそうありません。
このように初心者セットもありますので、最初の1本を迷う方で予算が許すのであればこれで間違いないです!
LLの初心者セット
LSの初心者セット
ギター習得は20時間でできる!?
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もし、あなたが20時間練習しているにもかかわらずギターが弾けていない時には、
「大事なポイント」を見逃したり、「勘違いしているポイント」があるかもしれません!
しかしその見逃しているポイントや勘違いしているポイントは人によって全く違うので、直接見ないと効果的なアドバイスができないのです。
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ギターをしている皆さんならわかると思いますが、2週間でこれはすごいです。
レッスン以外の時間での練習量もすごかったということも忘れてはならない成功の大きな理由ですが、レッスンのクオリティも確かであるということがはっきりと証明されています。