ギターを始める方へ 機材・アイテム紹介

ピックの選び方3つのポイント!多くの初心者を上達させたおすすめピックも紹介

ピックの種類が多すぎて選べない!

こんな悩みにお答えします!

本記事の内容

  • 初心者向けのピックの選び方
  • 初心者の方に好評だったピック紹介

編集者の紹介/記事の信頼度

本記事はギター歴15年(最初の4年は完全に独学)で、現在は独立し少人数マンツーマンギター教室を運営しているギター講師が執筆をしています。

自身が独学で悩んだ経験や独学に悩んで教室に訪れた生徒とのレッスン経験をもとにしたリアルな本音記事です。

ピックを選ぶ3つのポイント

いろいろなメーカーから発売されているピックですが、その数はもう把握しきれないほど。

そんな膨大な種類の中から、初心者の方がピックを選ぶときに大事にしてほしいポイントは3つです。

  • 極端に分厚いものや、極端に薄いものは避ける
  • 変形していたり特殊な形のものは選ばない
  • 素材と厚みをチェック

極端に分厚いものや、極端に薄いものは避ける

極端に分厚いものはピッキングの時に引っかかりやすかったり、引っ掛からないように斜めに弦にあててしまったりして悪い癖がつきやすいです。

そして逆に薄すぎるピックは、強く引っ掛かってしまったりしていてもピックがしなることでごまかしがきいてしまうので、上達の妨げになることがあります。

使いどころによっては厚いピック、薄いピックどちらにもメリットが必ずありますが、一般的には避けるのが無難です。

変形していたり特殊な形のものは選ばない

基本的には「トライアングル(おにぎり型)」と「ティアドロップ」のどちらかにしましょう。

やたら大きかったり、やたら小さかったり、すごくとがってたり、そういったものも普通の感触とは大きく異なり、よくない癖につながることがあります。

微妙に大きい、微妙に小さいなど、ほんの少し違うだけなら大丈夫ですが、明らかに形が違うものはNGです。

素材と厚みをチェック!

ピックは基本的に「素材と厚みを最優先」に考えて選ぶのがおすすめです。

素材も厚みもはっきり言って好みによるのですが、最初は0.6~0.88の範囲でいろいろな素材、厚みを試してみましょう。

気に入った素材、厚みのどちらかが定まれば後は定まっていないもう一方をいろいろ試せばお気に入りのピックが見つかるはずです!

ずばり Jim Dunlop の TORTEX 0.60(オレンジ)がおすすめ!

今回は多くの初心者をレッスンしてきた中で、

「最も初心者の上達に貢献したことが多い」ピックを1つ紹介します。

皆さん見たことある亀のマークのピック。

「 Jim Dunlop の TORTEX 0.60(オレンジ) 」

多くの初心者レッスンを行てきましたが、生徒さんの癖や悩みに応じてこちらからピックの変更を提案することがあります。

このピックは

ほとんどの初心者にオススメしていて気に入ってそのまま使い続けていただくことがとても多いピックです。

おすすめポイント1、ストロークでの引っ掛かりが少ない

多くの方が最初に引っかかるのが「アップストロークでピックが引っかかる」という悩み。

ほとんどの場合はストロークの軌道、ピックの角度、深さのいずれか、もしくは複数が原因なのですが、

この悩みはあっという間に解決できるものではありません。

正しい動きを覚えるのには時間がかかりますし、変な癖もつきやすいです。

しかし、そんなストロークもピックを変える作戦がハマれば、かなり弾きやすくなります。

ピックは厚いと反らないので、ピックの角度が悪いと、そのまま弦に引っかかってしまいます。

この引っかかりはピックが回る原因にもなります。

それらを解決する対策が「薄いピックを使う」ことです。

薄いピックは引っかかってもピックが反って力を逃がしてくれます。

この0.60の厚みはメーカにもよりますが、Mよりも少し薄いぐらいです。

ちなみに0.60よりも薄いピックはあまりおすすめしません……

「もっと薄いほうが抵抗がなくていいんじゃないか」と思う方もいるともいますが、

それはあまりお勧めしません。

より大きく反るので、0.60のピックでも引っ掛かるほどよくないピッキングでも弾けてしまうのです。

乱暴に弾いてもそれなりの音に聞こえてしまい、上達できてるかどうかをごまかす形になってしまいます。

おすすめポイント2、薄すぎないから弦をとらえる感覚も鍛えられる

0.60よりも薄くなると、弦をとらえる感覚が希薄になります。

ピックの反りが弦の感触のほとんどを吸収してしまうのです。

上級者ほど、ピッキングの強弱などのニュアンスをとても大切にします。

ニュアンスを大切に演奏されたギターはとてもうまく聞こえます。

めちゃくちゃかっこいいです。うまい演奏と下手な演奏の違いはここにあります。

そこにたどり着くためには「弦とどう触れているのかピックの感触から読み取る能力」が欠かせません。

これも今すぐにすべてを読み取ることはできませんが、少しずつの積み重ねです。

感覚を積み重ねて覚えていくためにも薄すぎるピックはおすすめできません。

おすすめポイント3、滑りにくくストレスフリーな素材

ほかにも「手汗で滑る」もとってもストレスになる悩みです……

練習が白熱すればするほど汗をかくもの。

この「TORTEX(トーテックス)」という素材は表面に滑り止めの特殊加工がされています。

少々の汗なら逆にピックが吸い付くような素晴らしい仕上がり。

これで手汗の問題も解決です。

なおかつ耐久性も、演奏性も素晴らしい。

不思議なのが指に対しては滑り止めがしっかり効くのに、

弦に対しては食いつき感は控えめで、それも引っかかりの少なさに貢献しています。

このピックに変えた初心者の方の感想

実際にこのピックに変えた方の感想を紹介します。

お悩みの内容に近い問題が解決された感想があれば、ぜひ一度試してください。

使っている方の感想

「アップピッキングでの引っ掛かりがかなり減った」

「ピックが回りにくくなった」

「音がバリバリビリビリしなくてきれいな音になった」

「ピッキングにとられすぎてた集中力を左手に回せるから練習がはかどる」

などなど……

実際、多くの初心者の方が「ピックが回る」などの理由で曲の練習に集中できないことはとても多く、上達の妨げになっています。

そしてそういった初心者の方のほとんどに、このピックをおすすめし、それにアドバイスを加えることで悩みを解決しています。

ピッキングやストロークに対して何かお悩みを抱えてらっしゃる方がいればぜひ一度お試しください。

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